とおる・♂の学び

個人事業主になるための勉強等を・・・

脱サラして開業する前に蓄えておきましょう

 

脱サラする場合不安な事はなんでしょうか。

開業するにあたり費用がかかる事とか、

開業後にうまくやっていけるかどうかとか、

働けなくなったらどうしようとか、

老後の蓄えをどうしようかとか、

 

つまりは「お金」です。

 

単純な算数ですが、

 

収入ー支出=自由資金

 

この場合の自由資金とは、

浪費、貯蓄、運用など

自分の意思で自由に使えるお金を指します。

 

自由資金がないという事は

収入が低いか支出が多いという事です。

 

今から収入を増やしましょう・・・ってできたらみんなお金持ちです。

 

なので、支出を減らします。

 

何を減らしますか?

食費?

光熱費?

そんなところを削ってもたかが知れています。

 

まずは車。

車が無いと生活できない人もおられるかと思います。

私もその一人です。

 

みなさんどんな車に乗っていますか?

 

結局のところ、車を持つという事は

移動手段を持つという事です。

 

必要以上に高い車を買っていませんか?

 

自分自身の移動手段のみという事であれば、

軽自動車で十分です。

 

車自体を買うこともそうですが、

普通車と軽自動車では維持費も変わります。

 

中古の軽自動車を買いましょう。

車種によっては軽自動車より安い普通車もありますのでそれでもいいでしょう。

 

 

次に保険です。

 

現時点で会社員であれば、

 

医療保険は必要ないです。

 

「何かあった時どうするんだ!」

 

という声が聞こえてきそうですが、

何かあったときというのはどんなときでしょうか。

事故で大怪我。

病気で長期入院。

といった所でしょうか。

 

具体的に考えましょう。

 

どのくらいの期間の療養でしょうか。

また、費用はいくらかかることを想定していますか。

 

怪我については程度によって大分差がありますが、

1カ月入院するとしましょう。

 

病気についても

1カ月入院すると仮定しましょう。

 

どちらの場合も医療費が100万円かかったとします。

ですが、実際に支払う金額は約10万円程度です。

 

ん?

 

何故10万円なんだ?と思いました?

 

みなさんは健康保険に入っておられますよね?

 

高額療養費制度をご存知でしょうか。

 

収入によって金額に差はありますが、

月額医療費が約10万円を超える場合は

お金が戻ってきます。

 

さらに傷病手当金というものがあります。

 

休業してから4日目以降に開始となりますが、

標準報酬月額の2/3が支給されます。

 

この二つで十分でしょ?

 

「でも民間の保険に入っていればもっと手厚い保証が・・・」

 

実際に大きな怪我や大きな病気になれば、

保険によって儲けることができるかも知れません。

 

「なれば」です。

 

確率は違いますが、

宝くじを買うようなものです。

 

 

個人事業主フリーランスになった場合は、

健康保険ではなく国民健康保険加入となりますので、

傷病手当金が出ませんので、

個人事業主フリーランスの方は、

最低限の保険には入っていたほうがいいかも知れません。

 

 

 

車と保険。

 

 

一度見直してみてはいかがでしょうか。