初心者必見!?株式投資は儲かる?損する?投資初心者が解説
投資には種類があります。
株式、債権、不動産など。F Xなんかもありますが極めてギャンブルに近いので除外します。今回は投資した資産を長期保有することにより徐々に資産を増やしていく事と何故投資が良いのかを解説します。
投資しない事によるリスク
資産に投資してリスクはあるがリターンもあるというのが投資です。では投資しなかった場合にどう言ったリスクがあるのでしょうか。
1、インフレリスク
インフレとは、物価が上昇しお金の価値が下がる状況のことをいいます。例えば今100円で買えるものが、1年後102円で買えるようになると2%のインフレとなります。
お金自体の価値はそのままの数字ですが、一年後は同じものが買えなくなります。実はこれ現在進行形で実際に起きていることなんです。昔はお菓子の量もっと多かった気がする、がまさにインフレを体感している時なんです。
貯金は安全なように感じておられる方も多いですが、貯金は日本円に「全額投資」している状況だと認識してください。円の価値が下がれば資産は減ります。繰り返しますが、数字は減らなくても価値が下がります。
2、銀行が倒産するリスク
お金を預けている銀行。これは公的機関ではありません。一企業です。当然倒産する事もあり得ます。倒産してしまえば預金保険機構により最大1000万円しか保証されません。
何に投資するのが良いのか
株式、債権、不動産、またいつの時代も価値の変わらないものとして純金という選択肢もあります。それぞれリスクとリターンで分けることができます。
金
ローリスクローリターンの王道。増えもせず、減りもせず。インフレには滅法強い純金様。
不動産
不動産に働いてもらうと言ったらしっくりきますでしょうか。建物を買い、それを人に貸して家賃収入を得る方法です。初期投資費用が莫大になり、銀行からの融資も必要になります。物件の良し悪しを見極める目も必要となりますので初心者が手を出すのは危険です。ハイリスクハイリターン。
債権
お金を貸すという事です。債権とはお金を貸してから何年後かに返してもらうんですが返してもらう際に利息がつきます。その利息分で利益を出す方法です。社債や国債なんかがありますが、社債は企業へお金を貸します。国債は国にお金を貸します。ローリスクローリターン。
株
株式会社が発行している物。企業の価値が上がるにつれて株価も上がります。業績を伸ばす企業ほど値上がりしていきます。一企業の株を買うか、投資信託によりいろんな株を少しづつ買うのか大きく分けてこの2種類です。ハイリスクハイリターンですが、リスクを抑える方法がいくつかあります。
ざっと投資4種類上げました。
今回は株について解説します。
株の買い方
1、証券口座開設
株を買うにはまず証券口座の開設が必要です。証券口座は証券会社で取り扱う口座です。銀行では扱っていません。
開設する口座でオススメは楽天証券です。おすすめする理由が過去の記事を見ていただければと思います。
2、証券口座にお金を振り込む
今お使いの銀行から振り込みまたは、手持ちの現金を証券口座に入金します。
3、銘柄を選ぶ
一企業の株を買うも良し。投資信託でいろんな株をちょっとずつ買うも良し。ただし、日本株の場合基本的には1株づつは買えない100株単位でしか買うことができない。例外としてネオモバイル証券は日本株であっても1株からの購入が可能。米国株であれば1株から買える。
4、指値か成行を選ぶ
指値は自分が指定した金額になった時に買うように指定するもの。成行は購入ボタン押した時点での購入だと覚えておいて問題ない。海外の株を購入する場合は、購入までに1日〜2日ほどかかってしまう。
5、何株購入するか指定
そのまんまの意味です。はい。
注意点としては投資信託は特に買付手数料と信託報酬に気をつけること。具体的に何%が良いのかは明言しないでおくので、自分でいろんな銘柄を見て差を知って欲しい。
何を買えば良い?
結局これですね。プロの投資家でさえ市場の予測はできません。なんとなーくこうなるのかな?程度の意見はあれどそれには根拠が根拠がありません。ですので買った方が良い銘柄としては、米国株式の投資信託、名前にS&P500と入っている物を選ぶと良いでしょう。ですが先ほどもいいましたが100%儲かるわけではありませんので、購入は自己判断でお願いします。過去の値動きを参照していただくと何故おすすめかはわかるかと思います。
海外の株式を買う際の注意点
知っておいていただきたいのは、為替リスクです。一ドル何円かっていうやつです。円高時に海外の株式を購入し、円安時に売却すれば株式の値動きに影響されず、為替のレート分だけで儲けることができます。
儲かる?損する?
- インフレリスク回避できる
- 銀行倒産リスク回避できる
インフレが起きた場合、株式の価値は変わらず、円の価値が下がるだけなので、インフレリスクを回避しているという点は補足しておく。これだけでも効果は抜群だ。あとは株価の値動きによってどうなるかという点。
株価の値動きだけでなく配当金というものがある。この配当金をどうするかで20年後大きく差がつく。
複利と単利
単利はほぼ考えなくて良いが仕組みだけ説明する。
単利とは100万円を1年間運用して5%の利回りが出たとする。その場合1年後に105万になっている。2年後は110万になる。つまり100万円の元本に対しての利息分が増える。
複利とは、100万円を1年間運用して5%の利回りが出たとする。その場合1年後に105万になっている。ここまでは単利と変わらない。2年めは105万円に対して5%つくので110万2500円となる。3年めは115万7625円となる。つまり利息で増えた分にも利息が付くのが複利である。
ここでもらった配当金を全て次の株式購入に充てると複利の効果が得られる。なので株価が増えていなくても資産としては増えていく。
リスク管理
購入時のリスク低減対策と、A社の株を買ったのにA社が倒産してしまったら損失がでてしまうので、そのリスク対策について。
ドルコスト平均法
株の値動きに対して、暴落した時に買って、高騰した時に売れば儲かる図式はわかりますよね。逆であった場合は損するわけです。これがリスクなんですが、このリスクを減らすためにドルコスト平均法というものがあります。
これは株がどんな値動きをしていても毎月一定額買っていく事により、購入した株の単価を相場の平均を保っていくやり方です。一株100円で買う月と一株200円で買う月があったとして平均をとると一株150円となります。
分散投資法
株を買った会社が倒産してしまうこともあり得ます。その会社に全額突っ込んでいた場合、全額損失となってしいます。これを100社に分けていた場合、そのうちの1社倒産しても損失は1%となります。
まとめ
リスクを低減し、配当金を再投資して行けばほぼ増えると思って良いかと思います。市場の予測なんてできないんで100%ではありませんが、期待して良いかと思います。
自分で運用しないと老後は大変ですよ。
いますぐ運用始めましょ。
今日が人生で一番若い日です。