とおる・♂の学び

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出来ない上司は部下を育てる!?

 どの会社に入ってもあるのが上司ガチャ。良い上司悪い上司、どれに当たるも運次第。みなさん良い上司の下で働きたいですよね。ですが働きやすい環境が必ずしも自己成長に繋がるとは限りません。

 

「仕事」ができない上司ほど部下が育つ

 こいつ使えねぇし、まともなことも言わねぇし、自分のことしか考えてなねぇ。っていう上司いますよね。そんな上司の下についた部下こそ、自力でなんとかする力が付きます。

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 これは上司だけに限らず、下請けに対しても言えます。ここからは実体験ですが、これまでこちらが主導で仕事を進めていました。下請けには実務を請け負ってもらっていましたが、こうした方が早いためです。ある時ふと、「こいつら何処まで出来て何処まで出来ないんだろうか」と考えました。

 

 ある日現場で、「じゃあこれやってね。」とだけ言ってまかせました。すると現場にいた職長から「あの、何したらいいん?」と、驚きの返答。多少のことは想定していましたがこれほどとは思いませんでした。

 

 それからは、道筋を教えて考えさせ、出来た部分を修正という現場で育てる方式に変更しました。本来こんなことは下請け会社がやればいいんですが、社長が馬鹿なもんで何もしない。あ、上司が何もしないのに下が育って無い・・・私の話が通りませんね💦

 

「仕事」ができる上司は部下の仕事を奪いがち

 一方できる上司はどうでしょう。仕事もできて部下の育成もできる完璧な上司なら言う事ないんですが、仕事はできるが全て「俺がやった方が早い」と言って部下に任せず自分でやってします上司がいますよね。

 

 この場合何が起きるかと言うと、上司が部下の仕事を奪ってしまい、部下はやることが無くなり、上司は自分の仕事が溜まる。上司は部下が何もしないと怒鳴り散らす。部下は何もさせてもらえず怒鳴られるだけという理不尽なストレスを抱えます。

 

まとめ

 自分が上司の立場であれば、できない上司を演じると部下が育つ環境を作れます。が、これはあくまで自分で部下の成長を促すのが下手な人、且つ部下からどんな目で見られてもいいという強いメンタルが必要となりますのでご注意を。

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